見えてきた新しい視点

米国では「お子さんは?」という問いかけこそ日本と同様にあるものの、「いない」と答えるとそれ以上いろいろと質問されるという事はありません。



その代わり、「あなたは何をする人なの?」と聞かれるのです。「何もしない人でいたくない」と思い、Gさんは自分に問いかけて、そうして自分の中で出てきた答えは「大学に戻ろう」でした。

日本の大学へ辺裕して、米国の家族史の勉強を始めました。生殖医療で生まれた家族について研究を始めたのです。きっかけは「相手を変えれば」と医師から言われた事だったと言います。「それならば、社会の認識を変えてやりたい」と思ったのだと言います。

35歳になる直前、他の不妊の人はどうしているのかふと気になったGさん。不妊治療を受ける当事者の団体の座談会のようなものに参加したのだと言います。その時の参加者の1人から「子どもがいなくても人生楽しいよ」と言われたのです。その言葉がやけにGさんの中に入って来て、「ああ、そっか」と思えたのだと言います。

今までありそうでなかった新しい視点のように感じたと言います。そうして素直に「治療をやめよう」と思えたのです。

それからGさんは、流産を経験した事でやめてしまっていたバレエを10年ぶりに再開したのだと言います。

【PLANETER】人工授精を体験した「ぷらねっと」のサイトのトップへ戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です