体外受精

人工授精は、精子を子宮に注入することで行う方法ですが、体外受精はその名の通り「体の外」で行います。

卵子と精子を外に取り出して、培養液の中で受精をさせます。卵子を取り出すことは採卵と呼ばれていますが、女性の年齢が若いほど着床率が高くなると言われています。

その後の受精確率は、人や状況によるのはもちろんですが、平均して70~80%と言われているようです。

受精ができた受精卵はそのまま培養液の中で成長していき、細胞分裂をさせていきます。順調に発達していった受精卵を選び出し、また女性の子宮内に戻します。

培養は長くて5日ほど行い、このときにしっかり成長している胚を選ぶことがポイントとなるそうです。良い胚を見分けるポイントとしては、細胞が均一の大きさであり、胚の中にあるフラグメントが少ないほど質が良いと言われています。

体外受精は、普通ならば子宮内で行われていることを、受精の部分だけを人の手で介助をしたというイメージです。普通であれば、卵管に入った精子が自らの力で卵子と受精をしますが、例えば卵管の周りが癒着していて精子を取り込みにくい場合や、卵管が詰まっている場合には受精が難しいとされます。このような「卵管に問題があるが、それ以降の工程では問題なく着床できる」という場合に体外受精は効果的です。

女性側だけでなく、男性の精子の機能が低下している場合にも、体外受精の対象となり得ます。

体外受精は、帝王切開や流産・早産のリスクの上がる多胎を防ぐ効果があります。ただし、排卵を行うための排卵誘発剤などの副作用や、採卵による出血や感染症などのリスクはあります。病院でしっかりと相談の上で、ベストな方法を選べるようにすることが大切です。

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